経営方針・環境・課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループは、2023年度に、Ⅰ「安定供給確保と収支改善及び財務基盤強化」Ⅱ「地域と一体となった脱炭素化の推進」Ⅲ「持続的成長に向けた新事業領域の拡大」の経営の3本柱や財務目標からなる「北陸電力グループ新中期経営計画<2023~2027年度>」(以下、新中期経営計画)を公表し、新中期経営計画のもと、事業活動を行っている。2025年度は新中期経営計画期間の折り返しとなるが、足元では、第7次エネルギー基本計画やGX2040ビジョンの策定、電力事業の競争激化など、当社グループを取り巻く経営環境は絶えず変化している。このような変化の中、将来にわたってエネルギー事業者としての責任を果たすとともに、グループの成長の実現を図るためには、これまでの取組みを強化・加速していく必要があり、経営環境の変化や当社グループの取組み状況を踏まえ、2025年度アクションプランでは、経営の3本柱は堅持しつつ、3つの強化ポイントを設定。
強化ポイント①「災害を踏まえたハード・ソフト両面でのレジリエンス強化、知見の定着・全国への展開及び地域振興への貢献」については、地域に根差した責任あるエネルギー事業者として責任を果たし続ける観点から、令和6年能登半島地震や奥能登豪雨での経験を踏まえ、更なる災害対応力の強化を進めるとともに、被災した地域の復興へ貢献していく。強化ポイント②「安定供給と、新規電源を含めた脱炭素化の土台固め」については、富山新港火力発電所LNG2号機の建設等をはじめ、安定供給と脱炭素化の両立という社会的な要請に対し、将来にわたって責任を全うするための取組みを着実に進めていく。強化ポイント③「更なる利益拡大と自己資本の拡充」については、連結自己資本比率が20.5%となり、安定供給に必要最低限の水準を回復したが、将来にわたって安定供給と脱炭素化の両立という社