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WACCとは?計算式・意味・ROICとの関係をわかりやすく解説

WACC(加重平均資本コスト)の計算式と意味を解説します。ROICとの比較でWACCを超えているかどうかが企業価値創造の基準となります。

編集: Zaimiru 編集部 ・公開日: 2026-06-20 ・最終更新日: 2026-06-20 ・編集方針計算ロジック訂正履歴

WACCとは

WACC(Weighted Average Cost of Capital、加重平均資本コスト)とは、企業が事業継続のために調達した資金全体にかかるコストの加重平均です。株主が求めるリターン(株主資本コスト)と借入金利(負債コスト)を、それぞれの構成比で加重して算出します。

WACCの計算式

WACC = (E / V) × Re + (D / V) × Rd × (1 - Tc)
  • E: 株主資本の時価
  • D: 有利子負債の時価
  • V: E + D(総資本)
  • Re: 株主資本コスト(CAPMモデル等で推計)
  • Rd: 負債コスト(借入金利)
  • Tc: 法人税率

WACCとROICの関係

企業がWACCを上回るROIC(投下資本利益率)を継続的に達成しているかどうかが、企業価値創造の基準です。ROIC > WACC であれば、投資家の期待リターンを超える価値を生み出しています。

WACCを活用する方法

  • DCF(割引キャッシュフロー)分析の割引率として使用
  • ROIC ÷ WACC で「超過リターン倍率」を比較
  • 同業他社のWACCを比較して資本効率の構造的差異を分析

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よくある質問

WACCが低いほどよいですか?

一般に低WACC(資本調達コストが低い)は企業にとって有利ですが、重要なのはROICがWACCを上回っているかどうかです。WACC単独の水準より、ROIC-WACCスプレッドで判断します。

個人投資家がWACCを計算できますか?

株主資本コストの推計(CAPM)には市場リスクプレミアムやベータ値の仮定が必要で、厳密な計算は難しいです。実務ではアナリストレポートや証券会社のレポートで使用されているWACC水準を参考にする方法もあります。


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